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2025/01/09 20:27

60代になって、日々感じているのが
「本当の自分を生きる」こと
自分自身と向き合っていくことの
大切さです。


心や身体にとっても、
自分らしく人生を歩んでいくうえでも、
「本当の自分」を生きることは
大切なテーマなんだということ。


「わがまま」というわけではなく
ただ自分に正直に、素直に、純粋に
自然体で生きるということ。

その計算のない潔さが、
その方のオーラや雰囲気、輝きに
繋がっているような、そんな気が
しています。


そして、そう在ることは
けして簡単なことではない
とも感じます。


特に私たちの世代では
簡単なことではないかも知れません。


人に合わせることや、本音とたてまえを
よしとされてきた時代を長く生きてきた
こともあって、最初は強く意識しないと
長年の習慣が出てくるかもしれません。


特に人とのコミュニケーションでは
嫌われたくない、良い人と思われたい
などと、無意識に人からどう見られる
かの計算も働きがちです。


家族にですら、争いを避けるために
本音を言えない、言うのが怖い
言ったってどうせ分かってもらえない
という思い込みがあったりします。

私自身も長年そう思い込んできました。


強く思い込んでいるので、そうするしか
他に方法がないと本当に思っていました。


ですが今思うのは、そう思いこむことで
そういう世界を創り出していたのは
自分自身だったのだということです。


相手のことを勝手に決めつけるので
益々それが現実になり、それを何度も
繰り返します。


そうして、いつしか自分を表現すること
伝えることを諦めていました。


そうすることで表向きだけでも
上手くいっていると思いたかった・・
のかもしれません。


ですが、そういった誤魔化しが効かなく
なっていくのが、これからの時代のような
気がしています。


政治や経済など社会の中だけではなく、
家庭の中でも、積み重ねてきた小さな
違和感や内面が顕在化してくるのだと
思うのです。


そしてそれは心や身体も同じで
放置してきた小さな違和感が重なれば
それはいつか軌道修正する機会が訪れます。


また感情を押しやっていると、
モヤモヤ・イライラ、ストレスの元になり
表情や身体までもこわばって、健康を
害したりもします。


「もう、そんな生き方はやめよう」
そう決めて


繕うことをやめ、自由に軽やかに
自分らしく生きて、それでもし人との
関係が壊れてしまうなら、
それも受け止めよう・・


そんなふうに本音で生きると決めて、
日々実践するようになりました。


時折「ああ、今のは本音ではなかったな」
そう気づくこともあります。


でも、それでもいいと思っています。


そんなときは、自分に対して
「本当はどうしたかった?」
「本当は何て言いたかった?」
「本当はどう思いたい?」
と自分の本音を聴いてあげる。


自分で自分の本当の気持ちに気がついて
分かってあげられると、また実践して
みようという気持ちにもなります。


「生きやすさ」は効果絶大です。


そして「嫌なことはしない」も
出来る限り、実践するだけで
とても心が楽になります。


例えば、自分自身が食べたいと思わない
ものは無理をして作らない。


食べたくない時は食べない。
休みたい時は無理しないで休む。


感情を乗せず、さらりと「こうする」と
決めて言って、そう行動する。


できるだけ自分の考え、言葉、行動を
一致させて、裏表をなくして本当の自分を
生きるようになったら・・


大切にされる機会が増えました。


自分自身を表現するためには、
自分と向き合い、自分の事をよく知り
理解する必要があり


どんな自分も追いやることをせず
受け入れる、無条件に愛する。


そうして、自分の個性というのか
魅力が発揮されるのかなと思います。


私たちは残りの人生を
こうして自分を大切にすることで


自分自身の波動を高め
周りの人に対しても
良い影響を与えていくことができます。


「本当に自分を生きる」ことは
一生をかけてもいい
奥の深いテーマだと思うのです。